めずらしい大雪がふった
珍しく冬に大雪が降りました。
めったに雪に触れ合う機会はないので、息子にジャンバーを着せて外でそり遊びをすることにしました。平らな家の前の道路で、そりに息子を乗せて、紐で親がそりを引っ張るというものです。丁度、3歳くらいの頃でした。
息子が珍しく気に入ってくれて、きゃっきゃ笑っていました。
私たち親も嬉しくなって、すこしずつ本格的なそり遊びにしていきました。
早いスピードが好き!?
住んでいた場所の近くに緩い坂道がありました。
普段は車が止まっていたり、自転車が通ったりとする道が、雪のおかげで息子が独占できる状況ではありませんか。
はじめは短い距離で、緩い道路の坂道で息子をそりに乗せて、上から下に滑らせました。
なんと、スピードが出るのが新鮮だったのか、本当にきゃっきゃと喜んで、下についたら自分で坂道を上ってもう一回やろうとしました。
当時は坂道を登ったりするのも、なかなか渋ってやらなかった息子が自分から坂道を上ったので感激したことを覚えています。
少しずつ距離を伸ばして
緩やかな坂道をそりで下る距離を3メートル、5メートルと少しづつ伸ばして、最後は10メートルくらいの距離になりました。息子が積極的になることは当時は珍しかったので、何度も、何度もそり遊びをしました。
翌日は晴天
大雪が降って楽しく遊んだ雪も、次の日の太陽がすべて溶かしてしまいました。朝には積もっていた雪が、幼稚園から帰ってきたらなくなってしまっていて、息子も残念そうにしていました。
雪がないので、そりはできないけど、同じようなスピードが出るのは、、と思いついたのがストライダーでした。部屋の隅でしばらく使われていなかったストライダーを組み立てて、同じ坂に息子と行きました。
ストライダーを漕がせて
ストライダーに座るところからスタートです。【サドルに座ったまま乗る】乗り物という事を教えました。サドルに座らせ足を地面から離した状態で私がストライダーを動かしました。それを何度も繰り返し今度は息子に漕がせてみようとしましたが、やはりサドルからお尻を離しハンドルを持ち上げます。なので親2人がかりで、一人はお尻を上げさせない、一人は足を動かす補助をしながら練習をしました。
全く上手く漕げませんが、動くイメージもつけてあげようと、緩く短い坂道を少しだけ下らせました。バランスを崩しても大丈夫なように私はすぐそばで、並走してバランスが崩れたら息子を抱きかかえられるようにしました。
これもはじめは1メートル、2メートルと徐々に距離を伸ばしました。平坦な道で地面をキックしてストライダーを進ませることはなかった息子が、坂道の下りはバランスをとって降りるということが出来るようになっていきました。
何回か、やっていくうちに、10メートルくらい、息子がストライダーが倒れないようにバランスをとれるようになっていました。自慢げにバランスを取ってストライダーを下っている姿を覚えています。
ストライダーにのって地面をけるために
坂を下れるようになっても、地面をけることはあまりしない息子でした。
地面をける運動で自転車のペダルを踏んだりする運動の基礎になりそうだと思っていたので、どうしようかなとおもって、大好きな電車に頼ることにしました。
休日などに、大きな川の土手で電車の鉄橋がある場所までつれていきました。
電車を近くで見るという目的のために、ストライダーにのって地面をけって、鉄橋まで行く。そして、電車を鉄橋の近くで3本見ます。
もう3本見たいのであれば、ストラーダーを蹴って50メートルくらい往復すればみれる。といった形で、4往復くらいしてストライダーに乗る練習をすすめました。
トータル数ヶ月…ようやくストライダーに乗ることができました。
ストライダー編は完結です。自転車のお話は次の投稿で書きますね。
最後に
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