発語が遅いと
児童発達支援事業所で実施している言語療法をST (Speech and Language Therapy)といい、言語聴覚士の方が療育をしてくれます。
息子が療育に通い始めた頃、ST は発語を促してくれるものだと思っていましたので、すぐにでもスタートさせたいという気持ちでした。
なので、空きがでたらすぐにやらせて欲しいと施設に伝えましたが、個別療育を担当してくださっていた心理士さんは「まだ早いかも」とおっしゃっていました。
発語がない子どもへの言語療法
数か月後、まだ発語が無い状況でST がスタートしました。
私は同席していましたので内容を見ていたのですが、個別支援とほとんど変わらない内容に驚きました。「あ」とか「う」とか言わせないの?と。言葉を全く言わせようとされなかったんです。
『どういうこと?これST で合ってる?』と思いました。
言語療法の目的ってなんだろう
その後、初めて「えほん」と発声しましたが、それでもST の内容に変わりませんでした。
私もST の先生に疑問を尋ねれば良かったのですが、勇気をもって聞くことが出来ずにモンモンとしたまま月日が流れました。
一年ほど経過したころ発語が少しずつ増えましたが、まだ発音ははっきりせず、息子が何を言っているのか親以外はほとんど分からない状態でした。
言語療法でできる事の大きな勘違い
そのころに、ようやくST の先生の口の開きの模倣がスタートしましたが、息子が全くやりたがらなかったこともあり、やめることにしました。
そして幼稚園の年長になった頃、簡単な会話(2語文程度)ができるようになりましたが、まだ親以外は発音の聞き取りは難しい状態が続いていました。
そのころに、たまたま、 作業療法(OT=Occupational Therapist)で通院していた大きな病院にST があり、リハビリの医師に依頼してST を再開することができました。
発語前に言語療法をやることが、言語療法の目的からして違う事に気づくことは【言語療法のこと②】として書きますね。
最後に
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