手先が不器用な子のお箸トレーニング

生活自立

お箸を使えなくたって

お箸を使えなくったってスプーンやフォークで食べることが出来たら問題ないと思うかもしれません。しかし、お箸を使う事は就学前にできているととっても色々な事に役立つんです。

お箸を使えるようになる事は実はとっても大切です。

お箸を使えるということは

作業療法士さんから教えていただいたことですが、お箸をつかえるということは、鉛筆をもつ体制が出来ます。

また、お箸で何かをつまむという事は目をつかってつかむものに焦点を当てることが出来るという事。また、つまむことが出来るという事は力の入れ加減もコントロールできているという事です。

普段何気なく使っているお箸ですが、実は子どもの発達ではとても大切なことが詰まっていることを教わりました。

お箸トレーニングのアイテム

いざお箸のトレーニングを始めようと思うとたぶんこのアイテムをお店で見かけますよね。

・エジソンのお箸

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でも作業療法士さんから教えてもらったのがこちらです。

・箸ぞうくん

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息子のお箸の練習はというと

息子の場合は、お箸の練習に入る前に、食事でいつも使っているスプーンの持ち方からでした。

息子の場合はスプーンを持つときスプーンの柄を上から握って持つときとしたから持つときが交互にあり定まっていませんでした。

手の動きの発達としては、柄を上から持つのが初めで、その後に柄を下から持つようになるという事を療育施設で教わったので、食事中にときどき柄を下から持つように促しました。

スプーンの柄を下からにぎって持てるようになったら

次はお箸の練習です。そのころに、アンパンマンのトングで焼いたパンをとって遊ぶおもちゃで息子は遊んでいました。パンをかまどに入れて焼くときのメロディーが大好きでした。

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トングの操作ができるということで、作業療法士さんからお勧めいただいたのは「箸ぞうくん」でした。これはアンパンマンのおもちゃと同じトングの要領で息子は使うことが出来ました。

つぎのステップは「箸ぞうくんおつまみ」でした。

こちらはトングとは違ってばねがないため自分で上の箸を動かす必要があり難易度が上がります。そこで、作業療法士さんに「箸ぞうくんおつまみ」を使う様子を見てもらいました。

お箸に補助具は必要

アドバイスは、エジソン箸についている輪っかの補助具を二つ「箸ぞうくんおつまみ」に装着し、軽くてつまみやすいスポンジなどを遊びながらつまむことでした。

つまんだスポンジをクマの人形さんに食べさせてあげるというような要領です。それと平行して、独立した指の動きをトレーニングしてくださいました。

作業療法士さんから練習方法を教わり、家でもちょこっとづつ練習を続けていきました。安定してくると補助具を一つづつ外していきました。

補助具が外れたタイミングで幼稚園のお弁当の時間にも少しだけ、つまみやすいミートボールを入れてみたりしました。

年中さんの終わりころからから始まった練習は

幼稚園の年中さんのころはお弁当は全てスプーンで食べられるものにしていました。

幼稚園の先生からお弁当の時間内に食べることが出来て、なるべくこぼれないようにという事で、ご飯はウズラの卵くらいの小さいボール状にしていました。幼稚園の先生に教えていただいた、ふりふりごはんボールは大活躍でした。

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それが、お箸の練習を経て、卒園するころにはご飯を普通にお弁当箱に詰めて、ご飯はスプーン、おかずはお箸をつかってを食べれるくらいまでになったのを記憶しています。

息子の好きなお弁当は、そぼろごはんと卵焼き/ミートボールでした。そぼろは簡単なのでレシピをどうぞ!

幼稚園を卒業するころには

作業療法士さんがおっしゃっていた通り、お箸を持てるようになると鉛筆をつかって線をなぞったり、迷路をしたりすることが少しずつできるようになっていきました。

お箸トレーニング効果ってすごい!

最後に

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