妥協しない小学校の支援学級の選び方②

支援学級

④教室内に視覚支援はあるか

6つのポイントのうち前回の投稿で記載できなかった3つを書きますね。

学校見学は低学年を中心に見学される方が多いと思います。その際に教室内の時間割の掲示であったり、後ろのランドセル入れだったり、児童のハサミなどの片付け場所だったりを見てみてください。

例えばケースにハサミの絵などの片づける物が分かるような、視覚支援がまったくない1年生の支援学級も相当数あると思っています。

子ども目線で見ると、保育園や幼稚園には当然あるような視覚支援が、小学生になったら急になくなったらどうでしょう?その都度、担任や支援員から注意がはいります。

視覚支援の有無を見る事で、担任や学校の支援に対する理解度や、障害を持つ児童への教育の価値観を推察できると思っています。

もし視覚支援が全くなかった場合は、見学後の説明会で理由を聞いてみてください。
もちろん、学校が合理的な説明ができ、納得できるのであれば問題とはならないかもしれません。

⑤掲示されている児童の作品物に違和感がないか

これは写生会の絵であったり、感想文が同質的な物である方が違和感があるという意味です。

実際に小学1年生の2学期の支援学級に掲示されていた児童の遠足の感想文は構成がすべて同じでした。書ける子、まだな子がいるはずなのに。半ば強制的に担任や支援員さんが鉛筆を握った児童の手を握って書かせたのではないかと推測してしまいました。

⑥先生の児童への対応の違和感

見学の時間で起こったトラブル対応を観察するのも良いと思います。担任や学校の対応能力を実際に見ることが出来るからです。

実際に見学しているときの国語の授業中に、他害のトラブルが起こりました。おそらく初めてではなくて、他害傾向のある児童であるんだろうなと。

きっかけは見れませんでしたが、児童が隣の席の児童の腕をパンチしました。すると担任は加害した児童の首のあたりの服をひぱって、廊下を挟んで向かいの使われていない暗い教室へ入れ、鍵を閉めました。閉められた部屋の中で、加害した児童は物を投げたり壁を蹴ったりして暴れていましたが、教員はだれも気にせず無視していました。

ん?これでいいのか?かなりの違和感をもちました。たぶんこの学校では、同様のトラブルが日常的にあるために先生たちは児童を暗い部屋へ閉じ込める事に慣れてしまっていました。

別の学校では、担任の先生が落ち着くことが出来なくて立ち歩いている子をとても大きな声で『~さん!!』『~さん!!』『座って下さい!!』『~ができない~さん!!!』と怒鳴っていました。座る姿勢が前屈みになっていただけで、しつこく大声で名前を呼び続けていました。

見学は外れくじを引かないためにした方がいい

6つのポイントを書きましたが、支援学級の中にはお子さんに合わないような教育方針の学校もあるという事を知って欲しいです。外れくじを選ぶことを避けることが出来るのが見学であると思っています。

お子さんに必ず必要だと思う部分は譲らずに学校を選ばれたら良いと思います。

最後に

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