妥協しない小学校の支援学級の選び方①

支援学級

就学前の見学

支援学級(私立1校、公立5校)と支援学校(私立1校、公立1校)合わせて8校見学しました。

当時住んでいた学区を中心に周りの学区、隣の県と、住んでいた地区とは全く関係のない有名な私立を含みます。

複数の学校を見学しているうちに、見学のポイントが分かってきましたので記載しようと思います。

支援学級は担任とクラスメイトがすべて

ポイントを記載する前にこれだけは先にお伝えします。

入学して分かったのですが一番大事なのは担任と息子の相性です。良い担任に出会う事が一番大事という事を先にお伝えします。

ストレートな言い方をすると、支援に関する知識や先生としての資質に欠く担任に当たった場合は地獄のような学校生活になります。

また、担任の支援への理解が乏しいとクラスはまとまらなくなります。
そうなったときは、クラスメイトの影響も無視することが出来ません。

でも、お子さんに合った支援学級を妥協せず選んであげれば、ハズレを引く可能性が低くなると信じましょう。また、たとえハズレの担任に当たったとしても、学校に親の意見をいう事はできますし、担任が代わることで選んだ甲斐が生まれると思います。

見学のポイント

支援学級のポイントは6つあるのですが、今回は3つ記載させていただき、次回の投稿で3つ記載させていただきます。

①何クラスあり、どのようにクラスが分かれているのか

クラスの数は多いほど良いと思っています。
クラスが多いと結果として担任の数が多くなります。また生活支援員の数も多くなります。

多くの教員の方々が関与することで、学校に支援に関する経験や知識が蓄積されていますし、先生間で相談出来ます。また、一人の先生が暴走したとしても相互牽制のような効果が期待できます。

クラスが多いと、1~2年生は学年別、その後は生活能力別にクラスが分かれたり、国語・算数は学習能力別クラスが運営されていたりします。

一方でクラスが少ないと、生活能力別に低学年中心と高学年中心の2クラスに分けて、かなりの能力の開きがある児童で1つのクラスで運営されています。

実際に見学した学校は、クラス運営の難易度が高いにも関わらず2クラスのため学校に支援学級の担任2人しかいないという状況に見えました。

お住いの学区では支援学級のクラスが1~2クラスしかないという状況の地域もあるのかもしれません。支援学級は学区外からも通えることが多いはずですので、学区外も調べてみても良いかもしれません。

②学習は一斉授業のみなのか、個別能力に応じて学習をしているのか?

これは個別能力に応じた学習時間も組み入れている方が良いと思っています。

例えば、授業のはじめ15分は一斉でおこない、その後の20分は個別能力に応じた個別学習、最後に一斉というような形です。

支援学級ですが、学校によっては通常学級のように一斉授業のみを行っているケースがあります。

実際に見学で見たケースでは、小学校支援学級2年生の1学期のクラスでひらがなの書き方をやっていました。クラスの全ての生徒のレベルが一緒ならよいと思いますが、児童の様子を見ると授業に集中できていない児童が目立ちました。

支援学級なので支援員さんも多く配置されているので、授業中に立ち歩くとすぐに指導が入ります。

一斉学習は学習内容ではなく、他の生徒の発言に耳を傾けたり、人の話を聞くという観点での重要性があるというのも理解します。
ただ、保護者目線では、一斉授業以外にも個別学習を入れたりしてあげて、個々の能力を引き出してあげても良いのではないかなと思ってみていました。

③見学時点での一年生・二年生の様子

もし入学したら、同じクラスになる可能性もあります。
したがってクラスメイトはどんな子になるのかなという観点から見ると良いと思っています。

ただ、保護者が見学をしている時は児童は普段の様子ではないかもしれないことを考慮に入れておくといいと思います。支援級も通常級とおなじで保護者が見に来ている時は、普段いたずらばかりしている子も授業を聞いていたり、他害がある子も静かにして良い子を演じていたりします。

見学の後に説明会があることが多いですので、見学時と普段の様子の違いやどんな子供が多いかなどの質問をしてみても良いと思います。

続きの3つのポイントは次回投稿します。

最後に

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