絵本の料理を息子と一緒に作って発語の基礎作り

かてい療育

しろくまちゃんのほっとけーき

息子がまだ発語がない3歳ごろ、通っていた療育機関の個別療育の時間では最後に絵本の読み聞かせをしていただいていました。3冊の絵本から息子が1冊を選んで読んでもらう形で、息子が良く選んでいたのが『しろくまちゃんのほっとけーき』でした。

「しろくまちゃんのほっとけーき」は「ぽたあん どろどろ ぴちぴちぴち ぷつぷつ」とこぐまちゃんがお母さんと一緒にホットケーキを作るお話で、ホットケーキが出来上がるまでをおいしそうに描いている絵本です。

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個別療育でのアドバイス

そのころ、個別療育でいわれたくだものや動物の名前の絵カードをあてるゲームをした後に、心理士の先生から

『絵と実物が一致することも大切なので、子どもと一緒に散歩をしているときなどに犬がいたら「わんわんだね」、スーパーなどでりんごをみたら「りんごだよ」などと声かけするとよいですよ』

とアドバイスをうけていました。

息子と一緒にクッキング

息子が好きな絵本に出てくるホットケーキだったら、お家で一緒に作ると喜ぶかなと思ったのがきっかけでした。

リビングに材料を準備して、カセットコンロとフライパンで絵本を横において息子と一緒に作りました。

実際に料理をしてみると

卵を割ったり、混ぜたりと息子にも料理をしてもらったのですが、一つ一つの作業が作業療法の時間の様でした。

  • 卵を割るのも割るときの力加減
  • 卵を割ってからボールに入れる作業
  • 牛乳を計量カップに入れる作業
  • 泡立て器でホットケーキミックスを混ぜる作業

すべてが運動発達に良い効果がある作業でした。息子もホットケーキを作るという目的があったため、積極的に参加してくれました。

日常生活で息子が喜んで体を動かすようなことは少なかったため、ホットケーキ作りは何回もやりました。

個別療育でも

個別療育の授業の後に息子と一緒にホットケーキを作っているお話を心理士さんとした際に

『料理はとっても発達に良いんですよ、実際に材料をみて、さわってたくさん刺激を受けることが出来ます。』

とおっしゃっていたので、子どもと料理をすることは幼少期の発達という面では効果的であると思っています。

また、料理のお手伝いはビジョントレーニングの要素も含まれているそうです。材料を量ったりするときに目盛りを読みます、ピーラーで皮をむいたりするのも見る訓練になります。我が家ではピーラーでの皮むきを手伝ってもらう時は息子の野菜を握る手に軍手をしてもらって、ケガをしないようにしていました。

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最後に

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