公文教室に通い始めたきっかけは息子から
息子は小学校1年生の夏ごろから公文教室に通っています。
きっかけは息子と散歩をしていたところ、学習塾へ出入りする子ども達の様子を見て『あそこは何?何で入って行くの?』と私に尋ねてきました。『あそこは塾っていって、たくさん勉強したい人が行くところだよ。』と伝えました。
すると『行きたい!』と。
その時はサラッと流しましたが、ひと月経っても『いつから塾に行けるの?』と行きたがるので、学習塾選びが始まりました。
一斉授業 vs 個別指導
当時の息子は、学校の授業中に気になることがあるとフラッと立ち歩くこともありました。また、一斉授業のような形で先生の説明を聞くのはまだ難しかったです。
そこで、個別指導のスタイルの公文教室が候補にあがりました。
公文教室の特徴
公文の公式ホームページのQ&Aに以下の記載があります。
Q:『障がいのある子どもも学習できますか?』
A:『どんなお子さまにも今できることがあります。学習できる教室をご紹介しますので、お問い合わせください。』
そこで、まずは問い合わせをして、近くの発達障害のある子どもの通う日が設けられている公文教室に私が見学に行きました。
その教室では特別支援学校や支援学級に通っている児童の日を設けていました。
親としては息子が立ち歩いたりしたときに、先生や他の生徒の反応を気にしていたので別に日が設けられているのは良いのかなと思いました。ただ、その教室の宿題の方針が1科目1日10枚で、変更が難しかったので、他の教室も見てみる事にしました。
息子の通う小学校と学区の違うところにある教室
次に見に行ったのが息子が通う事になった教室です。その教室は先生は発達障害のある児童への対応ができる先生ですが、特に別日や時間帯は設けられていません。
当時の息子は家で宿題をする習慣が身についているとはいえず、学校の宿題も途中でボーッとしたりしてすぐ終わりそうなものにも1時間近くかかったりする状況でした。
そのような事情を話して相談したところ宿題を3枚からのスタートもできるということになり、体験入学をして、通い始めました。
息子の通っている公文教室の雰囲気
その教室では、息子のように集中が途切れやすかったりする発達障害のある児童とそのほかの児童で先生の指導は変わりません。
ただ、息子は問題を解いている途中でボーッとしたり、隣の子を眺めたりするので、その時は『○○くん、集中』との声がけ、きちんとできていたら『できてるね。がんばってるね。』、集中せずできていないと『間違い多いよ。どうしたの?』。
他の子と変わりません。強いて言えば、『○○くん、集中』って言われることが多いくらいです。
また、公文でプリントをしている間はおしゃべりは厳禁。『こんにちは~』で教室に入ったら、宿題を採点してくれる先生に渡して、プリントをやって採点してもらって、宿題をもらって、『さようなら~』で終わる。どちらかというと、ちょこっとピリッとした雰囲気かもしれません。
通い始めて1年後
息子が通いだして一年が過ぎた頃、息子の同級生の友達も別の公文教室に通い始めました。
親同士で何気なく公文の進め方についての話題になった時、教室によって進め方がさらに異なることが分かりました。
友達の通っている公文教室の雰囲気
公文式はステップを細かくして、自己学習でステップを上がれるように工夫がなされています。足し算であれば答えが5以下になる足し算を徐々に答えが10になる足し算にしていくような形です。
息子の教室は、例えば算数のA200枚終わったらテストをして合格後に次のBへ進むのですが、友達の教室は次のステップに行くのにテストは無いようです。また、進度の異なるAとBを混ぜながら進めているようです。
また、教室の雰囲気も異なります。息子の教室はシーンと静まり返り先生もピシッとしていますが、友達の教室は多少のおしゃべりはOK で先生が優しいそうです。
公文教室の指導方針がここまで幅が広いと、公式公文ホームページの『どんなお子さまにも今できることがあります。学習できる教室をご紹介しますので、お問い合わせください。』という言葉は本物だと思います。
一年半通った今振り返って
今振り返っても、息子の場合は学習そのもの以外で以下の良い点があるので、今の教室が一番いい選択だと思っています。
- 公文教室へ行くことを嫌がることがない。
- 教室の雰囲気に合わせてやるべきことをする練習場所になっている。
- 学区が違うため同級生と一緒にならず、小学校とは別の息子の居場所にできる。
- 息子の支援学級にはテストがないので、公文教室でテストの経験ができる。
小学校では授業中に立ち歩くことが時々ある息子が、不思議ですが、公文教室で立ち歩くことはほとんどありません。
公文教室にご興味がありましたら、複数の教室を見学され、お子さんに合ったところが良いかなと思います。
最後に
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