発達ゆっくりさんの服の前後のおしえ方

お役立ち情報

幼稚園の年中さんの頃

服の前後をまちがえるって発達障害のお子さんによくあるケースの様です。
息子の場合は、年中くらいの頃から服の前後をおしえ始めました。

服の前後の教え方をどうしようかと思っている方々の参考になればうれしいです。

どの服でも息子が出来るように教え方を考える

服によってデザインが異なるので、模様の場所ではおしえられません。どの服にもついている首もとのタグだと、着るときの工程が複雑で当時の息子にとってはややこしい工程になりそうでした。

首もとのタグだと、具体的な工程は以下になります。

①首もとのタグを探してタグが見える形で床に広げる(服の表が上で床に広げた状況)

②タグが見えていた方向から見えない方向に服を裏返して広げる(服の表下で床に広げた状況)

③着る

一度おためしで、息子にやってもらったのですが、服を裏返すことは当時の息子の手先の不器用さでちゃんと裏返せなかったです。また、この着方だと、着る直前に手掛かりとした首もとのタグが見えない状況になることから息子は混乱しました。

この方法で教え続けると自分で着るのが嫌になりそうだと感じ、すぐにやめました。

衣服の下部の内側にある『すそのタグ』を目印に

そこで私は服の中のタグでおしえることにしました。衣服の下部近くの内側にあるタグです。
この『すそのタグ』はどの衣服にも共通して【左側】に付いています。

『すそのタグ』は、着るときにタグが自分の左側にあると正しい位置です。

この方法だと、服を着ようとすそを広げてタグを自分の左側に移動させるだけ。複雑な工程はいりません。また、着る直前までタグの位置が見えて分かりやすいです。

まだ左右の理解が曖昧でしたので、『タグがこっち』という表現でおしえました。

息子の場合は5日程度で完璧に覚えたと思います。

ズボンは日常生活に支障はなくこれから

ズボンのタグに関しては、お尻側の時や左太ももあたりの2種類あります。
服と同じくタグを使っておしえてみたものの、2種類ということが分かりにくいようで適当に履いていました。

小学校低学年の現在も雰囲気で履いているので体操着の更衣がある日は、前後逆で帰ってくる日もあります。ダボダボしたズボンが多いので、前後がどっちでも履き心地も変わらないみたいで、本人的には差し支えないみたいです。

また、特に周りが気が付いて指摘することもないようです。もう少し身長が大きくなって、チャック付きのジーパンとかになったらさすがに分かる気がしますが、もしその時分からなかったら…またおしえます(笑)

最後に

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