作業療法も受けたい
運動面の粗大・微細にも大きな凹がある息子。OT(作業療法)を行っている療育も探しました。3歳半頃でした。他県でしたが車で40分ほどの施設を見つけました。そこは、運動療法をメインに行っている施設でした。
早速見学です
見学に伺うと、最初は施設に入ることに抵抗していましたが職員の方が巨大なトランポリンを跳んで見せてくれると、興味を持ったのかスタスタと中へ入って行きました。
その頃の息子はジャンプが出来ず、数センチの高さからも両足を揃えて下にジャンプしませんでした。その息子が職員さんのトランポリンに誘われ、そのままトランポリンの中まで行きました。
様子を見ていると跳びたそうなのに、どう体を動かしたら良いのか分からなそうな感じでした。
職員の方が
職員の方が一度ポン!とトランポリンの面?を上下に揺らしました。上下に揺れている息子のタイミングに合わせて、もう一度ポン!と揺らしたところ、何かを掴んだかのように少しずつ自分で跳びはじめました。
ここに入れたい!ここなら息子にコツを教えてくれる!私は即契約をしました。主は個別・集団の施設と思っていましたので、無理せず週1日の契約にしました。
運動療法以外は。。
そして運動療法の他に、音楽療法や微細運動もありましたが、正直、息子はどの促しにも応じられませんでした。
室内をウロウロするばかりで、『これやろう?あれやってみる?』と声を掛けてもらってもスルー。
何のために行っているのか分からなくなってくる程、ウロウロばかり。そこで一度、主の施設とこの施設で支援方法などの情報共有をしていただきました。
しばらくすると
しばらくすると徐々に息子の様子に変化が出てきました。
主で通園している施設とこの施設にて制御不能の多動となったのです。
トイレのドアの開け閉め、トイレを流す、洗面台の水流し、療育中の立ち歩きや道具を投げたりグチャグチャにしたり、まともに療育もできなければ、コミュニケーションさえ取れなくなってきたのです。
でも、自宅での変化はなく今までと変わらぬ生活でした。
状況を変えるために
この変化を見た主の療育の先生が
『混乱しているのかもしれません。』
とおっしゃいました。
『うちの施設でやること・やってはいけないこと等の指示の仕方と、向こうの施設でのやること・やってはいけないことの指示の仕方などの違いに混乱してきた可能性があります。』
『以前、支援方法について指示の仕方などの情報共有をしましたが、実際に支援方法が統一されるというのは難しいんですよ。実施していることが違いますし、その時々の対応になることが多いので…。』と。
私は即決で運動療法をやめる事にしました。
この制御不能の状態を一刻も早く止めさせたい一心でした。
運動療法の施設にはお世話になりましたので、突然の退園は本当に申し訳なかったと思っております。
落ち着くまで
それから、主の療育施設のみでの療育になりましたが、落ち着いて療育ができるまで2ヶ月~3ヶ月かかりました。お子さんによると思いますが、息子には複数の施設は向かなかったです。
最後に
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