毎日同じ道を通らないと泣くベビーが幼い頃から違う道に慣れてもらう大切さ

かてい療育

きっかけは

療育施設の心理士さんが『小さい頃からイレギュラーに慣れさせると、成長してから本人が楽に生活できるようになるんです。』とおっしゃいました。

続けて『例えば、ここ(療育)に来る道のりを変えたりとか。いつもの道を通らなくても療育に着くんだよ!大丈夫なんだよ!って知ってもらう。』

『このイレギュラーの経験を積み重ねることで、一人で目的地まで行くようになった時に、工事中で迂回しないといけない時等にパニックを起こさなくなります。別の道を通ることに不安を感じにくくなります。』とおっしゃいました。

さっそく道を変えてみると

早速、翌日から道のりを変えてみることにしました。普段、車で行っていたので道のりをそもそも分かっているのかな?と疑問でしたが…。当時息子は3歳でした。

息子の反応は、ギャンギャン泣き大暴れでした。チャイルトシートから落ちるんじゃないかと思うほど大暴れ。道のりを知ってたらしいです。

療育施設についてから

療育施設に到着しましたがパニックで、私の着いたよ~の声も届かず、泣いて泣いて療育施設も見えてないので車から抱っこで外に出し、施設を見せました。

『着いたよ~。』と。すると徐々にトーンダウンしました。施設の個別療育の部屋に入りましたが気持ちが落ち着かず、心理士の先生に落ち着かせてもらいました。『○○(施設の名前)だよ~。着いたよ~。』と息子に伝えてくださいました。

パニックで気持ちが落ち着かず療育が出来なかった日もありましが、それからも、何度も道のりを変えました。

道の変更に慣れてからは移動手段に変化を

道を変える事で車内で大パニックを起こさなくなっきてからは、90分かけて歩いて行ったりもしました。

歩く時も色々な道を通りました。

見たことない道を歩こうとするとフンフンして(発語がまだでした)私の手を見たことある道の方へ引っ張ったりしましたが、『○○(療育の名前)に行くよ~。』と声を掛けたり、表情がいまひとつの時は療育の建物の写真を見せて『○○(療育の名前)に行くよ~。先生待ってるよ~。』と声を掛けながら向かいました。

この頃は週4日療育に通っていました。

療育までの道のりに対するイレギュラーにパニックを起こさなくなるまでに一ヶ月くらいかかったと思います。

幼稚園に入園してからも

幼稚園に入園してからも、道のりや園近くの駐車場(送迎バスがなく、車で15分弱の場所)の場所も時々変えました。

『どこ行くの?』と不安になったりしていましたが『幼稚園だよ。こっちからも行けるんだよ~。』と声を掛けるだけで、車窓をガン見して不安と戦ってはいましたが、それで大きく乱れたりすることはなくなりました。

慣れる変化に関して

今回は目的地に向かう【道のり】や【移動方法】に変化をつけた内容でしたが、生活にもいろいろな変化をつけていました。

小学生の現在は、通行止めだろうが、気分で別の道を通ろうが、多少不安はありそうですが(『えっ?本当にそっちから行けるのー?』と発言するので(笑))、生活に支障をきたすほどの不安を抱えることはなくなっているようです。

幼少期にイレギュラーに慣れてもらうのは大変ですが、その後のさまざまな発達に繋がります。

最後に

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