運動が苦手な子の幼少期のモールの階段上りと踏切散歩

療育

体を動かす運動って

息子が始めて歩いたのは室内遊び場で、音が出る手押し車に掴まりながら歩きました。歩き始めるのも少し遅かったですが、ジャンプしたりすることがない事を気にしていました。

また、通っていた療育機関の先生に坂道をあるいて登ったり、散歩したりなど、体を動かすことを勧められていました。

なぜかというと、体を動かす粗大運動はスプーンを持ったりする微細運動の前段階で、粗大運動が出来るようになれば色々な事が出来るようになるからです。

そのころは公園での運動は難しかった

体を動かすと言えば公園を思い浮かべる人も多いと思います。3歳ごろの息子をつれて近所の公園へ行くこともありましたが、当時は公園に連れて行っても公園の遊具で遊ぶことはほとんどありませんでした。

公園では他のこどもとは少し違い、滑り台に小石などの物を滑らせて眺めたり、砂をにぎって持ち上げてサラサラ落ちるのをずっと眺めたりしていました。

いま思い返しても、運動をしてもらう事が難しかったです。

エレベーターのボタンの魅力

そんな頃、息子が大好きだったのがエレベーターのボタンでした。エレベーターのボタンを見つければ走って行って押すという事をしていました。

そこで、エレベーターのボタンの魅力を使いつつ、階段上りの練習にショッピングモールがすいている時にお邪魔させていただいて階段を使わせていただいてました。

まず、ショッピングモール最上階の階段が近くにあるエレベーターへ行き、息子にボタンを押してエレベーターにのって1階に行きます。1階についたら息子と手を繋いで、一目散に階段まで行き、一緒に登る。最上階まで登ったら、また息子にエレベータのボタンを押してもらって、エレベーターで1階に行く。

息子はボタンが押せて幸せそうで、かつ階段上りという負荷の高い全身を使う粗大運動のトレーニングができました。もちろん、そのショッピングモールで買い物を気持ち多めにして帰宅していました。

大好きな踏切を目指して

また、そのころ息子が乗り気になってくれたのが、少し遠いところにある踏切を目指して散歩するというものでした。

家から目的の踏切まで歩いて10分、ついたら踏切鑑賞をして帰ってくるというものでしたが、息子にとってはとっても魅力的な提案だったみたいです。

踏切鑑賞時間を計測するストップウォッチをもって、1.5キロくらい離れた場所の踏切まで1時間くらいかけて歩いて行いきました。往復歩いていたので、これだけで2時間くらいの粗大運動時間です。

公園で元気に遊ぶ息子ではありませんでしたが、そんなこんなで日常生活で使うバランス感覚だったり基礎体力をつけていくことが出来たのではないかと思っています。

最後に

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