不登校になる前に。小学校支援学級低学年の参観日の見学の仕方

支援学級

小学校の参観日って

小学校の参観日は、たいていは土曜日に行う学校が多いと思います。

学校によって違うと思いますが、一日中出入り自由で保護者が見学したい授業を選べる形や、決められた時間帯のみに限られたりしてるのではないでしょうか。支援学級も基本的に同じ取り扱いになっている所が多いのではないかと思います。

小学校1年生の初めはほとんどの保護者が見学に来ていたけど

私は息子の学校での様子を見るために毎回の参観日に行きます。

一方で、息子の通っている小学校の支援学級では、小学校1年生の初めはたくさんいた保護者の数は回を重ねる度に減少している気がします。

授業見学で分かることは多い

参観日がもし、1時間目から4時間目まで時間制限なく行われているのであれば、初めから最後まですべて見学することをお勧めします。

全て見る事で学校で起こっている以下のようなことが分かるからです。

  • 児童の授業の立ち歩きや、他児からな暴力がどのような原因でおこっているのか
  • トラブルが起こった時の担任と生活支援員の対応
  • 担任の先生の支援への理解度
  • 児童と担任の関係
  • 児童同士の関係

特に小学校低学年であれば1時間目から4時間目まで通しで見れば、複数回のトラブルがあって当然かと思います。トラブルが起こったときに、それがなぜ起こって、どのように担任・支援員が対応してるのかを中心に全体を見学します。

世間では『不登校』が話題になっているが

テレビやネットで『不登校』が話題に上がる事が多くなってきています。理由は様々な物があると思いますが、参観日で授業を見学することで不登校の原因を取り除くことが出来ると思っています。

まず、授業の立ち歩きですが、普段の学校の連絡帳などのやり取りでは『今日は授業中立ち歩くことが多かったです』という連絡をもらうだけのことが多かったりするのではないでしょうか。ひょっとしたら連絡すらないのかもしれません。

1時間目から見学することで

見学時に授業を通してみると、息子が授業中に立ち歩くに至るまでの過程がわかりました。

今回は立ち歩きの事例にフォーカスします。

たとえば、1時間目の算数の初めはちゃんと座って授業を聞いてプリント問題に取り組んでいます。プリントの採点をしてもらう時に間違いがあって『ここまちがってるよ』『なおしたら休み時間ね』と先生が声がけ。

特に息子に『どこがわからない?』やヒントを提供することなく周りの子がプリントが終わり、終わった子から休み時間になっていく。そして息子はプリントに向き合えず立ち歩き始める。

プリントが終わっていないのに立ち歩いているというところが担任の目につき『○○くん!すわってください!』の連呼がはじまり、次第に声が大きくなる。

そして、息子の手を引き席に座らせて担任が『これ終わらないと休み時間にならないよ。』というが、息子は問題に取り組めない。仕方ないから担任が無理矢理答えをプリントに書かせて終わらせる。

そして2時間目の国語。息子は1時間目からのモヤモヤの切り替えが出来ておらず、いきなり立ち歩き始め担任は『○○くん、座って下さい!』を大声で連呼しました。

もし、2時間目から私が見学に行っていたら、『何で息子は落ち着かないんだろう?』と疑問をもって、ひょっとしたら息子を授業が終わったら叱ってしまったかもしれません。

この事例での気づき

①担任から『○○くん!』と連呼され、『すわってください!』と大声で怒られていた。立ち歩く理由を考えもせず、目の前で起こっている事にフォーカスを当て注意しまくっていた。

②個々の児童の理解度は把握していないのではないか?理解しやすい授業内容なのか?

③『これ終わらないと休み時間にならないよ。』や、終わった子から休み時間となると周りが気になってしまいプリントに気持ちが向かいにくいのでは?

④担任の発達障害を持っている児童への支援や特性の知識量に疑問

問題が分かったらすぐ行動

上記の疑問から担任と面談しました。

小学校の支援学級の先生にもいろいろな人がいると思います。初めから、障がいのある児童の教育にやりがいを持って勤務されている方、長年勤務していて経験豊富な方、長期休職から復帰した方、新人先生。自分の子どもだけでも大変と思っている方も多いと思いますが、先生との二人三脚で頑張っていきましょう。

最後に

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